オリエンタルランドの2006年中間期決算が発表。売上高は1,605億5,100万円(前中間期比2.7%増)、経常利益は98億8,400万円(同1.5%増)の増収増益となった。ディズニー離れ、王者失速、など格好の埋草に使われている感があるが、この中間決算を見ると、今のOLCにとっての問題はパークよりもストアと見るほうが正しいようだ(パークは来年、再来年がもっとも厳しくなる)。OLCとしては早く元気になって次の2年間を支えてほしいところであろう。
テーマパーク事業
(2つのパーク+ホテルミラコスタ)
外部売上高 1,343億4,200万円(※前中間期比3.9%増)
営業利益 109億4,300万円(同12.4%増)
ホテルミラコスタの客室稼働率は上昇。さすがにTDS5thでは数字を出さないといけないためプレッシャーは重そうであるが、前期は無事クリアとなった。本中間期の2パークの入園者数は既報の通り1,204万4,000人(※前中間期比3.3%増)で、1人当たりの売上高は約9,170円(同0.2%増)となった。後期ではパスポート値上げの効果が本格的に出る上、特別営業を計10パーク日開催するためよほど何か外さない限りは安泰と思われる。
複合型商業施設事業
(イクスピアリ+ディズニーアンバサダーホテル)
112億8,500万円(同5.4%増)
3億1300万円(同66.2%減)
シネマイクスピアリ取得が貢献するも、ディズニーアンバサダーホテルのリニューアル工事が響き増収大幅減激。アンバサダーホテルの稼動と支出が戻ればまた問題はなさそうだが、周囲に商業施設が増えて競争は厳しくなる。なくなると困るお店があるならば頻繁に利用されたし。また、今回収入の内訳が記載してあった(いつから記載されるようになったのだろうか)。それによると、
ホテル収入 59.0%
直営店舗収入 15.4%
不動産賃貸収入 13.8%
その他の収入 11.8%
となっている。6割はディズニーアンバサダーホテルで、あとは直営店とテナントがほぼ同じく(シネマイクスピアリはどこにはいるのだろうか)
リテイル事業
(ディズニーストア)
84億5,800万円(同19.2%減)
-5億4,100万円(-)
今中間期は赤字に転落。来客数減が在庫に響いて値下げに至るという悪い流れとなっているようだ。(個人敵に)効果が期待できると思ったファンタミリアもうまくいっていないようである。クリスマス商戦で多少は善戦できそうだが…。既にリヴァンプとの提携で建て直しが発表されているが冬は長そうである。一番の原因ははストアがどうこうよりもディズニー商品の飽和のせいではと感じのだが。
その他の事業
(パーム&ファウンテンテラスホテル、ディズニーリゾートラインなど)
64億6,500万円(同10.1%増)
9億8,500万円(同575.3%増)
パーム&ファウンテンテラスホテルの客室稼働率の大幅上昇、(前中間期に発生していた)アニメーション制作費用がなかったことにより、増収・大幅増益となった。いったいネポナポにいくらかけているのだろう。